- TOP
- 微細加工マイスターの部屋
- 微細加工
- 板厚に対する、片側精度要求への対応について
微細加工マイスターの部屋
-
2021年3月02日 - 微細加工
板厚に対する、片側精度要求への対応について通常、ステンレスやアルミなどのプレート材を購入すると、当然ですが厚みはJIS規格内で納入されます(±〇〇)。この場合、厚み方向に緩い寸法公差しか規定されていないワークはそれほど問題になりませんが、微細加工ドットコムが扱うようなワークでは(0、-0.03)などと指定されることがあり、これが問題になるケースがあります。
例えば(0、-0.03)という精度要求に応えようとすると、考えられる方法としては、厚めの材料を購入してフライス加工を行ったり研磨加工を行ったりして要求精度まで追い込んでいく必要があります。
ですが、このように加工すると寸法精度は満足できますがコストと納期が合わなくなることが殆どです。さらに、社内で厚みの調整をするための加工を行った場合、応力によって反り・歪みなどが発生し、修正に手間取ったり、そもそも修正が出来なくなったりすることがあります。微細加工ドットコムを運営する中川製作所では、こうした厚みの精度要求にも加工ノウハウや協力会社ネットワークを駆使することにより、最適な納期とコストで提供することができますので、お気軽にご相談ください。