ステンレス 微細穴加工とは?
そのため、当社では、お客様のご要望に合わせて加工方法の変更や材質変更のご提案も行っております。
例えば、ステンレスの深穴加工を行うには、限界があるため、微細穴は必要な部分のみにし、必要でない部分に関しては、座繰りを行うなどの提案をしています。その他にも切削性の高いSUS304からSUS303への材質変更をご提案もさせていただいております。
このように、当社では、ステンレスの微細穴加工の豊富な経験があるため、コストダウンや高精度加工のご提案が可能です。ステンレスの微細穴加工をご検討中のお客様はお気軽にお声がけください。
微細加工ドットコムのステンレス 微細穴加工が選ばれる理由
01加工難易度が高いとされているSUS316Lの微細穴加工にも対応!
当社では、SUS303、SUS304の微細穴加工はもちろん、一般的に加工難易度が高いとされているSUS316L、SUS420J2の加工にも対応しております。特にSUS316Lは、その性質から切削性が悪いため、加工精度を維持するために工具の管理を徹底しています。これらの徹底した管理と豊富な経験から得たノウハウを基に加工を行う事で、SUS316LにおいてもΦ0.05、アスペクト比10~15、穴位置精度±0.005での微細穴加工が可能です。
02究極の1穴から何万個の穴加工まで対応可能!
当社では、西部電機製 超精密 油仕様ワイヤー放電加工機 MEX15を保有している為、真直度0.07μm(X軸110mmの真直度)、真円度0.4μmの静的精度を実現する究極の微細穴加工が可能です。また、当社では、毎月30万穴以上/月、ご依頼が多いときは100万穴以上/月の微細穴加工を行っております。そのため、究極の1穴から何万個の穴加工まで対応可能です。
03豊富な検査設備により、微細穴精度を保証!
当社は、CNC画像測定器( QV-APEX404)、デジタルマイクロスコープ(VHX-950F)、画像測定機(MF-A1720)等の豊富な検査設備群を保有しています。高度な微細加工技術はもちろん、これらの検査設備群を活かし、高品質を担保した安心の微細加工品をご提供します。
ステンレス 微細穴加工製品事例
微細加工ドットコムがこれまで手掛けてきたステンレスの微細穴加工事例をご紹介します。是非ご確認ください。
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SUS303 小径穴加工
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ステンレス 微細穴加工
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SUS304 R面取り
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SUS303 微細穴加工
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斜め穴連続加工
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微細穴加工(バリレス加工)
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SUS304 φ0.5 × 深さ25mm × 100穴
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SUS304 φ0.1 × 深さ5mm × 100穴
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SUS304 微細穴加工 φ0.03mm(30μm)×1穴
ステンレス 微細穴加工 対応可能材質
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● マシナブルセラミック
ホトベールⅡS / マセライト
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● エンジニアリングプラスチック
スミカスーパー / トップファイン
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● スーパーエンプラ
ポリイミド / ベスペル / PEEK
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● ステンレス
SUS303 / SUS304 / SUS316L
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● アルミ
A5052 / A7075
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● チタン
純チタン(TP340) / 64チタン / βチタン
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● 特殊鋼
インコネル / ハステロイ / コバール
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● ガラス
石英ガラス / PXガラス
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● その他材質
真鍮
納入業界
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液晶・半導体
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電子部品
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医療
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分析機器
加工限界
微細加工ドットコムでは、常に微細加工能力の向上に努めています。下記以外の材質への微細加工もお気軽にお問い合わせください。
寸法公差 | 穴加工 | 溝加工 | |||||
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Φ | アスペクト比 | 穴位置精度 | 幅 | アスペクト比 | |||
ファインセラミックス | ジルコニア(ZrO2) | ±0.005~0.03 | 0.05 | ~8 | ±0.003 | ー | ー |
マシナブルセラミック | ホトベールⅡS | 0.02 | 10~15 | ±0.002 | ー | ー | |
マセライト | 0.05 | 10~15 | ±0.003 | ー | ー | ||
エンジニアリングプラスチック | スミカスーパー | 0.03 | 10~15 | ±0.005 | ー | ー | |
トップファイン | 0.03 | 10~15 | ±0.005 | ー | ー | ||
ステンレス | SUS303 | 0.05 | 10~15 | ±0.005 | 0.1 | ご相談ください | |
SUS304 | 0.05 | 10~15 | ±0.005 | 0.1 | ご相談ください | ||
SUS316L | 0.05 | 10~15 | ±0.005 | 0.1 | ご相談ください | ||
アルミ | A5052 | 0.05 | 10~15 | ±0.005 | 3 | 3 | |
A7075 | 0.05 | 10~15 | ±0.005 | 0.1 | ご相談ください | ||
チタン | 純チタン(TP340) | 0.05 | 10~15 | ±0.005 | 0.1 | ご相談ください | |
64チタン | 0.05 | 10~15 | ±0.005 | 0.1 | ご相談ください | ||
βチタン | 0.05 | 10~15 | ±0.005 | 0.1 | ご相談ください | ||
真鍮 | 0.02 | 10 | ±0.005 | 0.1 | ご相談ください |
※上記数値は、連続加工を想定した加工限界になります。
※ 単穴の場合は、いずれの材質も穴位置精度やL/Dはそのままで、φ0.01の加工が可能です。
ステンレス 微細穴加工に関するよくある質問
ステンレス 微細穴加工に関するVA・VE事例
- 材料の流通サイズを知ることでコストダウンを行う
- 材料変更によるコストダウンのポイント
- 使用材料の変更によるVEのポイント(ステンレス編)
- CAMを利用して座標入力の工数削減化を実現する
- Rを大きく設計し、エンドミル切削量を増加させる
- なるべく口径の大きい工具が使えるように設計する
- ポケットはコーナーRをなるべく大きく設計する
- 基準穴を通り穴に設定して、コストダウンを実現する
- 基準穴の位置を工夫することで高精度加工を実現する
- 位置決めピンを活用するために捨て部を確保する
- 計測機器の測定限界を考慮して寸法精度を決定する
- 微細溝の底部の寸法精度を許容する
- バリ取り工程削減のため微細溝上部にC面取りを施す
- 溝の底部の寸法は、測定限界を考慮して公差を決定する
- 立ち壁の強度を向上させ、精度の高い微細溝加工を行なうポイント
- 縦に切削できるエンドミル径に合わせて微細溝の幅を決定する
- 微細穴加工では穴径に対する深さを考慮する
- 微細穴の底部は、フラットに設計しない
- 微細穴の寸法公差は必要最低限に抑える
- 精度の高い微細穴は、リーマの口径を考慮して設計する
- 微細穴加工では、検査時間短縮の為に目印を施す
- 微細穴加工における基準穴は、貫通穴とし測定精度を向上させる
- 基準穴が貫通穴にできない場合は、バリ除去のため糸面取りを許容する
ステンレス 微細穴加工技術コラム
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寸法精度”±0.003”の微細穴加工を実現するための秘訣
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