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溝の底部の寸法は、測定限界を考慮して公差を決定する

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Before 溝の底部の寸法は、測定限界を考慮して公差を決定する

微細溝が必要なケースにおいて、溝のどの部分までの寸法を規定するかでコストが大きく左右されます。通常の画像測定器用いると、溝の入り口部の幅と溝深さまで測定できますが、溝内の形状までは正確に認識することができません。したがって、上記の例では、微細溝の底部まで寸法公差が記入されていますが、通常の測定器では底部まで測定することができないので、保証することができません。

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After

After 溝の底部の寸法は、測定限界を考慮して公差を決定する

微細溝の底部は通常の測定器では測定できないので、寸法はできる限り参考値としておくことがコストダウンに繋がります。例えば上記のような微細溝の幅の入り口が1mmの場合、溝の底部の幅を1mmであることは技術的に保証できません。したがって、微細溝の底部は予め参考値として考慮しながら設計するとコストダウンにつながります。なお、微細溝の底部の幅を知るために、ワイヤーカットで切断して断面を確認するという方法があります。

微細溝加工および微細穴加工においては、通常の測定器であれば底部まで測定することができないので、寸法公差は参考値までに留めるようにします。微細溝の底部の寸法をどうしても担保したい場合は、加工時間が増大することを考慮して溝加工を行なうと同時に、切削したワークの溝部分をワイヤーカットで切断して実際の溝の幅を測定するなど、抜き取り検査を行うことが必要です。

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