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  • 2018年5月08日 - 微細加工
    超硬材に対する微細穴加工

    これまでの微細加工ドットコムではマシナブルセラミックスやファインセラミックス、ガラス材等への微細穴加工を中心に行ってきました。
    今回ご紹介するのは、新たに挑戦を行った超硬材に対する微細穴加工事例です。耐摩耗性や靱性等が求められる環境で使用される超硬材は、カッターやノズル等で使用されることが非常に多い材料と言えます。
    当社が主にお客様としている液晶・半導体業界、電子部品業界等でも鉄、ステンレスから耐熱性や長寿命化に向け超硬材への材料変更のニーズが高まりを見せています。
    そこで、微細加工ドットコムでも超硬材への加工、具体的には微細穴加工や微細溝加工に向けた取り組みを始めました。
    最近取り組んだ加工サイズとしては、φ0.1mm~0.2mmの穴径に対して、±0.005mmの穴径公差の微細穴加工です。(現在はφ0.085mmに挑戦中)
    今後は、最小径をより小さくすることと、ノズルやカッターに求められるような深い穴加工(現在の加工限界はL/D:1)を追求していきます。
    以前にもご紹介したように、今後は高精度化・微細化に向け、さらなる設備導入と加工技術の向上を行っていきますので、超硬材をはじめとする材料への加工限界が気になる方はぜひともお問い合わせください。