セラミックス(ceramics)と金属(metal)の両方を複合させた耐熱材料の事です。 セラミックスが15~85%程度含まれています。1926年にスイスで開発されました。 工具材料としては、1959年にセラミックスよりは、少し靭性の点が大きいものとして開発されました。 切削工具材質には、主に炭化チタン(TiC)や炭窒化チタン(TiCN)などのチタン化合物をニッケル(Ni)やコバルト(Co)で結合したものが用いられます。これにより、超硬合金と比べて鉄との親和性が低く、鋼の仕上げ切削に於いて有効な複合材料の事です。